Tafelpositiv(テーブルオルガン)




一段鍵盤、一音栓

手吹子による送風。パイプはすべて木製。低音1オクターヴは閉管、他は開管。
所有者はキリシタン音楽に造詣が深く、その時代に日本に来た2台のオルガンを復元したい、との希望によって製作。 資料を収集するだけの余裕はないため、想像の域を出ない。 南蛮船で運べた、キリシタン弾圧の折に移動ができた、そして日本人の手で解体・組立てができた・・ことなどを根拠にこのような楽器とした。 見えるところには一切のネジや釘は使っていない。

想像以上にこの楽器の音は良くとおり、小さなチャペルなどでは充分に聖歌・賛美歌の伴奏楽器になる。 後にこの楽器は所有者の希望により足踏み吹子式に改造しています。


壁紙は 聖カタリナ学園の本部棟脇の砂利画像から作成


代表作のページへ戻る Homeへ

2002年3月22日