ブルージュのカルメル会
1999年10月30日

フランドルの州都 ブルージュにあまり人に知られることなくある、女子カルメル会修道院の一部の画像です。

以前は完全な観想会でした。 禁域(Clausura)で生活する修道女は一切世俗に出ることはありませんでした。
現在ではそのようなことはなくなりましたが、今でも清貧と静けさのうちにある美しさをたたえた修道院の写真を一部お目にかけます。

中庭の建物の壁にあった聖母子像、楢の木で作った祠に入っていた。

 昔の面会室の一つ。 ここは小さな面会室。 格子の向こうは禁域、こちら側は外。 右の格子を挟んで話をした。 左の円筒は物を渡すときに使う。 回転する円筒は一部が開いている。 一方で物を円筒に入れて、それを回す、反対側でそれを受取る。 他に引き出し式の物もあったのを覚えている。
 格子から剣山のように針が出ていないだけここは感じがよい。
現在は、このような面会はしなくなっています。 この部屋は今は電話室になっています。
ここの修道院には、複数の人と話ができる大きな面会室も別にあります。


 廊下で見つけた聖母子像。 至る所にこのような作品があります。

昭和24年 札幌光明社発行  彌撒典書の画像など

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