日付:99年7月2日 この内容は本日行った作業ではありません。

昨日 失敗談 をUpしたついでに、今回気付いて良かったということを公開いたします。
オルガン正面のパイプ(Prospekt)は研磨のためにいったんはずしました。 その折り、パイプを止めている金具の半田付不良が見つかりました。 18年間その状態で無事に立っていてくれたことにほっとした次第です。
このような例が見つかりましたので、結局すべての正面パイプの固定金具(Hafte)の半田付を点検しました。 結果はあと一本半田付不良がありましたが、他のパイプほど切迫してはいませんでした。

この大きさのパイプが落下すれば、人身事故になる可能性がありました。 画像は再度半田付した後のパイプです。
18年前の組立て時にも、この部分は大切なので自分で半田付した記憶があります。 外観は非常にきれいに仕上がっていましたが、温度のまわりが足りなかったようです。

「完璧を目指していても間違いが生じる」という教訓 をまた実感させられた次第です。

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