日付:99年7月3日 この内容は本日行った作業ではありません。

オルガンを解体しながら、観察しているといろいろなアイディアが沸いてきます。 すべてのことを実行できるわけではありませんが、実行できるものもあります。 PedalのOctave 8'(この楽器では木製開管)は今では私には考えられないほど厚い楢材で製作してありました。 厚みを薄くしたほうが良く鳴りそうなので思い切って削ってしまうことにしました。

(有)日章装備の畑さんが近所の製材所と話をつけてくださり、そこの機械を借用することができました。
ほぼ一日の作業になりましたが、きっと以前よりもふくよかな音を奏でてくれることと期待しています。

削った木管には新しく固定具(Hafte)を取り付けなければなりません。 上の画像はその光景です。

おそらく次の大規模保守作業は私の手で行うことは叶わないと思われます。 良くなると判っている事、今できることは可能な限り実施しておきたい気持ちになります。

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