日付:7月04日 この内容は本日行った作業ではありません。

大規模保守作業の重要な目的のひとつに通常の定期調律保守ではできない 点検・修理 があります。
風箱(Windlade)には普段では点検できない部分がいくつかあります。 スライダー(滑り弁)付近もそのような部分です。 パイプをどけて、パイプの台を外して点検します。 下の画像はPedalの風箱のその部分です。 スライダーと風箱の天板との間の気密保持用のリングに一部虫食いが見つかったため交換作業をしているところです。 100パーセントWoolの材料を使用するとこのようなことがあります。

オルガンが毎日とまではゆかなくとも、頻繁に鳴っているところではこのようなことはめったに起きないのですが・・・

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