日付:9月11日 この内容は本日行った作業ではありません。

 Plein-jeuの整音を続けている中で、気付き撮影しておきました。 このパイプがこのオルガンで一番小さなパイプです。 Plein-jeu の 1 1/3' g''' のパイプです。

 1'のパイプは最後の1オクターヴは製作も整音・調律もほとんど不可能になりますので、普通は1オクターヴ下げて繰り返します。 したがって他のオルガンでもこの大きさが最小のパイプといってよいでしょう。

 この大きさのパイプでは、その大きさに比例して作業も細かくなります。 歌口の高さを切る際にも1mmの1/10ほど削るだけでも発音が変化します。 Kernの高さ、Oberlabium(上唇)の出し入れなど、全てに神経を使います。 いくら耳がよくても指先が思うように動かないと整音作業はできません。

 現在、明日の演奏会のために青森県八戸市鮫 の 鮫カトリック教会 へ向う途上です。 乗り換えの羽田空港でのUpになります。

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