この作業場所は、もと製材所のおが屑溜めだったそうです。 ここへは3階まで階段で上がり、少し降りた中2階でした。 ここの機械は小型の鋸盤とボール盤だけ、他の機械は1階まで借りに行っていました。 毎日階段の上り下りを繰り返していました。
材料は1階で大まかな木取りをして、ホイストで上げ、細かい作業はこの中2階で行っていました。 現在の工房に移ったときには階段から開放されて夢の様に感じたものです。
日曜大工センターのオーナーには非常に好意的にしていただき、必要になるといつもなんとか場所を提供して頂いていました。 この部屋のほかにも製図室や材木置き場もありました。
ここには1981年までいました。 丁度聖カタリナ学園のオルガンのオルガンを現場に入れる少し前の時期で大変であったことを思い出します。